”FPGA+SoC+Linux+Device Tree Overlay+FPGA Manager(PYNQ-Z1対応)”を試してみる3(PYNQでテスト)”の続き。

前回は、Micro SDカードのパーティションに必要なファイルをコピーして、PYNQに挿入してDebian をブートした。そして、Linux ヘッダ/イメージパッケージとデバイスドライバ パッケージのインストールを行った。今回は、そのPYNQのDebian 環境を整備しよう。

パッケージのアップデートからやってみる。
df して、Micro SDカードの使用率を見てみよう。
0a7841df.png

6% なので、ほとんど使っていない。

パッケージリストの更新を行う。
sudo apt-get update
d8fb66bc.png


インストールされているパッケージの更新を行う。
sudo apt-get upgrade
c5e42ccf.png


ifconfig コマンドは無いと言われてしまった。ネットで検索すると
ip addr show に変更になったようだ。
55fba48d.png


Tera Term をもう1つ起動して、調べた IP アドレスで入れた。

date を実行したが、JST になっていた。
次に、Ubuntu のファイル表示GUI の nautilus をインストールした。
sudo apt-get install nautilus
nautilus & で起動したが、 cannot open display で起動しなかった。なお、パソコンには、Xming がインストールしてあるので、X画面を持ってこられる。
5ce8f22b.png


nautilus が起動しなかった件では、いろいろとツィッターで検討していただいてありがとうございました。おかげさまで、動作することができました。

もう一度、nautilus をインストールした。いろいろとやっていたので、パッケージが全部あるかどうか不安だったからだ。
次に、ikwzm さんに教えて頂いた xbase-clients と xterm をインストールした。
sudo apt-get install xbase-clients xterm
59f7fb01.png


nautilus & で起動した。
b883eb15.png


Opps が出てしまったが、nautilus が起動できた。
f696763f.png


最後に geany をインストールした。
sudo apt-get install geany
6ddfdf5f.png


geany & で起動した。
f28fcd06.png


geany が起動できた。
cbbaadb4.png